次回申し込み完了

年末のコミックマーケット71の封書投函が無事に終わりました。
サークルカットを描いたのは昨夜ですがね。


相方の分も描きましたよ。
折れて「なのは」になりましたですよ。
「はやて」を描いてやりましたよ。
描いたあとに不満そうな顔でしたよ。


『なんでまたコミカルキャラなんだ・・・』


って目がそういってましたよ。
口からもそんな感じで出たけど。
カット見たい人は相方にコピーを撮ったのか聞いてみてください。
基本的に写しを取らないやつなんで、9割方無いほうに賭けますけど(笑


まぁこの辺りは性格でしょうから無理ないですね。
ちなみに37564の参加記録は土壇場で急遽提出したものや、一部の紛失を除いてほぼ全てのイベント参加申込書写しの控えを保存してます。
惜しまれるのは初めてイベントに参加したときのコミックマーケット58の分が無い点ですかね。
C57のあと風邪をひいてグジグジになってるときで、全部の記入をしたあと相方に任せてしまったのでそのまま投函になったわけです(笑
確かオーフェンの首から『初参加』の文字をぶら下げたカットだったなぁ・・・。
5年で10回分だからもう12回も申し込みしてたんだなぁ・・。
振り返ってみてもなんら成長していない自分に乾杯してやりたいところですが、次は13回目。
名前も変えたし、年末までイベント続き*1なようなんで頑張ろうと思います。
5年使ってきたARTYの透過台もそろそろ大きいのにしようかなぁとか考え中。
B4の薄型を導入しようかしら。


今日はちょっと語ってみますよ?

意外かもしれませんけど。

ほんとはもっと前に辞めるつもりだったんですよ。同人稼業。
そうだな・・コミックマーケット60、1辺りかな?
高校のときは一般で参加してたのに社会人になって高校の友達から勝手に申込書購入されちゃって始めることになったので、成り行きでやるのもあれだし、一般のほうが楽しいもんなぁ・・なんて実は考えていたりしたもんです。
それにワタシが動くたびに周りの方、特に家族や友人に多大な迷惑をかけていることも知っていてやっていたことなので、イベントが終わるたんびに泣きそうになったんですよね。
なんで俺はこんなことまでしてコミケに行ってんだろ?って。
この頃はちょうどオタクという言葉が一般的になり始めてた頃で、言われるのが嫌だったから隠してるつもりでしたけど、直線的にも遠回しにもオタクを貶すような物言いで言われたり、聞いたりすると本気で切れてる自分にやっぱり俺はオタクというより同人やってるのが好きなんだなぁって気づいたわけです。
好きなことを一生懸命やってる人を何も知らずに世間性で貶す。
そういった人たちほど一生懸命に何かをやるということを知らないんだということもそのとき気づきましたね。


会社の人は基本的にいわゆる一般人。庶民といいましょうか。
つまりオタクなんかとは縁遠い連中ばっかりですけど、同人の同の字も知らない人たちに趣味は同人やってますよ。って笑って言える自分が今はいます。
だって恥ずかしいことじゃないですし。
中には『夏と冬にお台場だったかでやってるイベントの?』といった微妙にコミケ単体だけを指したことを聞いてくる人もいますけどね。
そんな人には『確かに夏と冬にビックサイト、あ国際提示場のほうが分かりますかね。そこでやっているコミックマーケットは日本で一番大きな同人イベントです。世界的にも有名ですね。だけど同人のイベント自体は全国のどこでも、ほんとにそこらへんの公民館でもやってたりするんですよ』って答えるんです。
そうすると『そんなに同人やってる人って多いの?』って信じられないって顔したりしてます。
ま、最近はTVでもよく特集であげていたりどちらかというと電車男みたいに秋葉原一帯だけがオタク文化みたいな変てこりんな考え方してる人もいますけど(汗


人間不思議なんもんで、自分には理解できないが相手がのめり込んでると二通りの見方をします。
・変に冷静になって、お前のやっていることは変だろう・・と思う人。
・理解はできないが、お前がやっていることは凄いな!と思う人。
よほどのことが無い限り、世間体を気にする人は理解に苦しむため最初の回答で完結し、相手への理解を示そうとはしません。
では少し見方を変えてみます。

同じコミケというイベントを見る

同人誌即売会というのはジャンルが底知れぬほど広いです。
それこそゲームの話から車の話、果ては犬猫などの動物類や機器類からメディア媒体、人間自身のことまで多種多様。
これを全部理解できる人間がいるとすれば、それこそ神様か閻魔大王さまくらいなもんじゃないですかね。
それだけ幅広い趣味の世界を一つのイベントで、各々が自分と共感できる趣味の同志を求めたり、自分自身が創造したものを人に見て読んでもらう場なわけです。
絵や漫画に興味は無くても、その人が何を伝えたいのかということは作文レベルで例えれば理解できるんじゃないですかね?
それが無理っていうなら小学校の作文なんて無くてもいいわけですよ。
その絵や漫画、文章から物での主張の場にコスプレする方、企業として参加する方が入っているわけで、はっきりいって何がそこにあるのかって聞かれても『自分の目で確認してくれ』としか言えないですよ。私はね。
だってそれだけたくさんの世界が詰まってる場所にある一部分、自分の好きなものを求めて参加しているので、それ以外のことまでどうか?と聞かれても全部見て回って共感する時間なんて無いんですよ。
自分のスペースから一歩も動けずに1日が終わったという人もいれば、目的の場所を全部回れて良かったと言う人もいる。
それこそ千差万別。
ようは自分に満足できているか?という一言につきます。


ワタシはと言えば、同人を始めてから満足のいく作品を作ったことがあるか?と問えば、もちろん『無い』と答えます。
無いものをじゃぁなぜ作っているのかと聞かれれば、満足したらそこが終着点だと決めているから。
小さい頃から絵を描くのは好きでしたけど、兄の絵を見るたびにいじけてました(笑
美術系の専門学校に行くほど絵が好きだったのに、バイクや車のほうが良くなってしまって放棄してしまったけど。
自分的には兄の絵が一番凄いとほんとに思ってたんですよね、それが高校入ってから相方にコミケに連れていってもらって世界が180度変わったわけですよ。
ま、いわゆるアニメ漫画好きのオタクが一人生まれたわけです。
確かにアニメや漫画という点で言えば、世間一般的ですけど自分的には絵や内容でいつも自分には無い世界観に驚いてます。
この作品は好きだけど、同人を描いている別の人はこういう内容を創造していると思うと凄くワクワクというか、ドキドキするんですよね。
だからどうしても自分の世界観と合わない作品に対しては世間体云々ではなく、個人的な考えとして辛口な意見をするときがあるわけです。
よくもの凄く否定的な意見を言ったりするのはそういうところから来てます。
ただ、作品に対して共感ができないだけであって、全部ダメだと言っているわけではないのであしからず。
逆に自分としても一押しなときには同人をやってようがなかろうがゴリ押しして推薦しますけどね(笑

話が大きくなりすぎたかしら

一般的な物に例えれば、そうだな。動物辺りが妥当か。
あなたは犬が好き?猫が好き?馬が好き?ペンギンが好き?
こう聞かれて、犬は好きだけど猫は嫌い。だけど馬とペンギンなら見る分には好き。
なんて意見が出てきますよね。


同人の世界も同じなんですよ。
それだけ多種多様な世界なんです。
そんなそれぞれの『好き』な形を一つにまとめたのがコミケであって同人誌即売会なわけです。


同人稼業やってるのはそんな理由です。
どちらかと言えば終わることの無い自分探し中ってやつですかね。ハハハ。


少なくとも偏見の眼差しくらいは減ってもらえると枷になる部分が少しづつ緩むんですけどね。

*1:若干サラマンに巻き込まれてるとか含めて