そんなに甘くはない

日付変わってしまいましたが、今日は池袋で行われた合同企業説明に参加してきました。
これはうちの専門学校だけで開催しているもので、他の学校とかは全然関係ありません。
ワタシが関連している、クリエイティブ系の会社はゲーム系が約60社ほどで、メディア(映像とかDTP全般)系の会社が50社くらい参加されて、お話を聞いたり、こちらの持っている作品を見てコメントを頂いたりするというイベントです。
ここで特に即採用!みたいなことはありませんが、気に入ってもらえた人は担当者からすぐに応募してくださいとか言われるようです。
ワタシはもちろんスルーでしたが。

作品が少ないというのは痛感していましたが、いざこういう現場の人間と会う、または話をする場面になって作品数が圧倒的に少ないというのは、こちらを見てもらう材料が無いと自分で言っているようなものなんだと改めて認識しました。

それと、何社かお話をした際に必ず言われたことが、ナニを目指しているのか?という点です。
つまるところ、何の業種を目的としている(特化してやりたい)のか数点見せられた程度では分からないということです。
自分はキャラクターやりたい!というのであれば、もっとキャラクターのモデリングやデザイン設定などを盛り込むべきだし、背景などをやりたい!ということであれば、もちろん背景ポリゴンを多様に描く必要があるし、オブジェクトひとつにしても背景デザインのお仕事ですから、そういった細かいことを描写する能力を見せなければならないわけです。

頭では分かっていても、どこか自分に甘えといいますか、こんなんでも大丈夫だろう。見てくれるだろう。・・・なんて新人の学生気分の子達と同じ考えではいけないわけです。

どこの会社も年間を通して一人ないし、せいぜい3人程度しか採用しない世界ですので、超が付くほど狭き門なわけです。それを踏まえても最低限、下手なのは相手だって分かっているのですから、下手なりにこういう物が作れる!こういうデザインができます!というのを数を増やして見せる必要があるんだということを改めて教えられた気がします。

企業によっては結構ひどいコメントをもらった人もいるそうですが、ワタシが面談した5社はいずれも対応がとてもよく的確で、自分の方向性を改めてはっきりとさせる良い意味での内容でした。


ちゃんと就職できるように頑張ります。